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腕時計の選び方③【実物を見れない場合】



腕時計の選び方①【クォーツか機械式か】
腕時計の選び方②【デザインで選ぶ】

さて、今回は前回までの記事↑に引き続き、「実物を見れない場合」について書いていきます。



実物を見れない場合

今回は「実物を見れない場合」の腕時計選びについて書いていきます。

最近は時計をしない人も増えてきており、時計屋も少なくなってきた気がします。そこで、「ネットで気に入ったモデルが見つかったのに、いざ実物を見たくても近くに店舗が無い!」という人の為にネットで購入する際のコツを書いていきます。


まずは楽天やアマゾンでウィンドウショッピング

この記事は「腕時計の選び方」について書いていますので、まずは欲しい腕時計を探すところからスタートします。

好みの時計を探す時、腕時計について書いてあるブログを見てもいいのですが、そのブログに載せられているモデルが今も販売されているか分かりませんし、ブログに型番を載せない人も多いので、ブログに載せられているモデルを気に入っても販売先を探すのに苦労する場合があります。

そこで、まずは楽天やアマゾンで色んな時計を見ることをお勧めします。検索する時に「セイコー ダイバー」や「シチズン パイロット」と打ち込めば様々なモデルが見つかります。「ダイバーズウォッチ」、「ドレスウォッチ」、「パイロットウォッチ」、「ドイツ 時計」等のキーワードで検索されるのもいいでしょう。

※欲しい時計を探す際に腕時計雑誌はオススメ出来ません。日本人のブランド至上主義につけこんでロレックチュ!ロレックチュ!とバカの一つ覚えみたいに特集を組んでいますし、雑誌で紹介される腕時計はどれも高価です。


気に入ったモデルがあったら、色んなサイトで写真を見る

ネットを徘徊し、その中で気になったモデルがあったら、その販売先に飛んでみましょう。飛んだ先では必ず型番が載っていますので、その型番をコピペしてグーグルで画像検索をします。すると、そのモデルの写真を載せている他のお店やブログがヒットします。

そのヒットしたお店やブログで、気になったモデルの写真をいくつも見ます。そうすることによって、様々な条件で撮られた写真を見ることが出来、実物により近い写真を見ることが出来ます。

更に多くの画像を見たい人や、気に入ったモデルの情報が日本に少ない時はグーグルUSAで画像検索をしましょう!グーグルUSAの方が、多くのユーザーがアップした写真を見ることが出来ますので、本当にオススメの方法です。

グーグルUSAの使い方は日本のグーグルと同じです。検索窓に型番をコピペし、検索をします。その後、検索結果が表示された状態で検索窓のすぐ下の「images」をクリックすれば画像検索が出来ます。英語が分からなくても大丈夫です。文章を読むのが目的ではなく、多くの写真を見るのが目的なんですから。

グーグルUSAはここをクリック>>>



販売用の写真や公式サイトと実物の違い

当然ですが、販売する側は時計をカッコよく撮っています。そうしないと消費者の購買意欲が湧かないので当然です。そこに落とし穴があり、良く調べもしないでネットで腕時計を購入すると「販売先や公式サイトではカッコよく見えたけど、実物を見てガッカリ」なんてことも起こり得ます。

これを防ぐには、さっきも書きましたが、様々な条件で撮影された腕時計の写真を多く見て、実物の雰囲気を掴むしかないと思います。

いくつか例を出してみましょう。まずは下の画像をご覧ください。

エポス パッション 3369



エポス 3369 公式サイトより

これはエポスというスイスの時計メーカーの手巻き式腕時計です。私も愛用しています。この公式サイトの写真を見ると、針もインデックス(文字盤の数字)も黒っぽく見えますね。(というか、この写真はあまりにもダメじゃないか?)

しかし、実物は針もインデックスも紺色なのです。下に筆者が撮影したものを載せますので確認してみてください(ベルト交換済みです)。





どうでしょうか?これなら針もインデックスも紺色だと気付きますね。

しかも、この時計の文字盤はフラットではなく、ギョーシェ模様が彫られていますがこれも公式サイトの画像だけだと気付きにくいですよね。

文字盤はギョーシェ模様になっている



では、二つ目の例を出しましょう

ルイ・エラール ヘリテージ



これは公式サイトに載っている画像です。ルイ・エラールのヘリテージというモデルです。

この画像では、文字盤外周が青く見えますね。また、12時側のLouis Erardという表記のすぐ下にAUTOMATICという表記があります。更に、時針、分針、秒針全ての色が同じに見えます。

では、実物を見てみましょう。




なんと、実物の文字盤外周の色は青ではなく紫です。しかも、AUTOMATIC表記が6時側にあります。時針、分針はメッキ仕様ですが、秒針は白くペイントされています。
(AUTOMATIC表記については12時側に書かれているモデルと6時側に書かれているモデルが混在しているようです→この時計の記事を読む


ここまで2つの腕時計の写真を見ましたが、どうでしょうか。ネットで腕時計を買う際はいくもの写真を見るべきだということが分かったでしょうか。


おわりに

今回は欲しい腕時計の実物を見られない人の為にコツを書きましたが、如何だったでしょうか。

私は今まで、購入した腕時計は1つを除いて全て実物を見ないでネットの写真だけを頼りにしてネットで購入しています。しかし、ネットで多くの写真を見てから購入しているので、それで後悔したことは一度もありません。特にグーグルUSAで検索するのはオススメの方法です。英語で書かれたサイトの方が日本語で書かれたサイトよりも数が多いので、沢山の写真を見ることが出来ます。

ちなみに、私が先日購入したルイエラールの時計もネットの写真だけを頼りに購入しましたが、事前にグーグルUSAで沢山の写真を見ていたので、公式サイトと実物の雰囲気が異なるのも知っており、購入後にガッカリということはありませんでした。

以上で「腕時計の選び方」の記事は終わりですが、今までの記事がこれから腕時計を購入しようと思っている方の参考になれば嬉しいです。

腕時計の選び方①【クォーツか機械式か】の記事を読む>>>

腕時計の選び方②【デザインで選ぶ】の記事を読む>>>


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