私はSNZG13J1の実物を店頭で見たことによって、SNZG15とのケースの違いが分かったのですが、ネットで商品写真を見ているだけでは気付きませんでした。
そこで、この記事では、セイコー５スポーツのSNZG07、SNZG09、SNZG11、SNZG13、SNZG15、SNZG17について購入時の注意点を書いていきます。
文字盤の色
まず、SNZG07/09/11/13/15/17を見て気付くのは文字盤の色の違いではないでしょうか。文字盤の色は下のようになっています。SNZG07：カーキ
SNZG09：緑
SNZG11：濃紺
SNZG13：黒
SNZG15：黒
SNZG17：黒
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| 色が分かりにくいですが、SNZGの一覧です。 |
メイドインジャパン or メイドイン韓国
次に、各モデル番号の末尾に注目します。正しいモデル番号はSNZG15JC/J1やSNZG15K1という表記になっていると思います。この末尾の「J1」や「JC」は、日本国内で組み立てられたことを意味します。その為、文字盤にはMADE IN JAPANの表記があります。（筆者はJCとJ1の違いは分かりません・・・）
ついでにムーブメント表記もあります（この画像では7S36）
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| 日本で組み立てられたモデルはMADE IN JAPANとムーブメント表記がある。 |
それに対し、モデル番号の末尾がK1で終わるものは韓国で組み立てられており、文字盤にもMADE IN JAPANの表記もムーブメントの表記もありません。
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| 韓国で組み立てられたモデル |
ケースの仕上げ
ネットの商品画像は不鮮明なことも多いので気付きにくいのですが、SNZG13とSNZG17は他のモデルとケースの仕上げが異なっています。SNZG13/17以外のモデルはケース全体が梨地のようにマットに仕上げられています。
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| ステンレスベルト着用のSNZG。全体的にマットな仕上げになっている。http://seikoinfinity.blogspot.jp/2014/12/seiko-5-military-snzg-series.html |
しかし、SNZG13/17はケース側面がポリッシュされ、ケース正面はヘアライン加工になっています。
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| SNZG13の側面。ポリッシュされ、鏡面仕上げになっている。 http://wornandwound.com/review/seiko-5-snzg-review/ |
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| SNZG13の正面。ヘアライン加工されている。 http://wornandwound.com/review/seiko-5-snzg-review/ |
これは完全に好みの問題なのですが、私はSNZG13/17をオススメします。特にSNZG13のケース仕上げは美しく、実売価格13000円程度の時計とは思えないクオリティです。
文字盤の夜光塗料
さて、SNZGシリーズで最も気付きにくい点として、文字盤の夜光塗料が挙げられます。SNZGシリーズでは、アラビア数字のインデックスには夜光塗料は塗られておらず、その周りのバーインデックスのみが光ります。 |
| SNZG15の夜光 https://automaticwatchesformen.com/seiko-snzg15-review |
しかし、ブラックモデルのSNZG17はアラビア数字にも夜光塗料が塗られています。
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| SNZG17の夜光 http://forums.watchuseek.com/f21/snzg17k1-full-tactical-metal-military-409824-34.html |
おわりに
SNZGシリーズの違いは如何でしたか？もし、このSNZGシリーズをネットで買う際は注意してください。商品説明に「J1」や「JC」と書いているにも関わらず韓国製のモデルを送ってくる業者もいるみたいですし（Amazonのレビューにもありました）、SNZG15にステンレスベルトが付けられたモデルをSNZG13として（間違えて？）売っている業者もいました。ちなみに、私は当初、アラビア数字にも夜光塗料が塗られているSNZG17を購入する予定でしたが、SNZG13J1の実物を手にしてみると、その仕上げの良さに圧倒されてしまい、結局はSNZG13J1を購入しました。（SNZG13J1の記事はこちら＞＞＞）
