セイコー5についてや他のモデルのレビュー、カスタムについては以下のまとめ記事を参照してください。
ミリタリーウォッチ SNK809
文字盤
早速、セイコー5の中でも国内外で大人気なミリタリーウォッチSNK809を見ていきましょう。外観はミリタリーウォッチらしく、文字盤のインデックスはアラビア数字になっています(ベルトは使い込んだことにより色落ちして表面が白っぽくなっています)。
時針は短く、内周のインデックスに沿うようになっており、分針は外周のインデックスに沿うようになっています。これにより、時と分を分かりやすくしています。
ドイツの時計メーカー「Laco(ラコ)」にも似たデザインで、二次大戦中のドイツ軍パイロットが使用したモデルのようになっていますね。
ラコの腕時計 |
ベルト
ベルトは厚めのナイロンベルトが付いています。厚さは2mm程ですが、しなやかなので扱いやすいです。また、尾錠のピンを通す小穴には革があてられ、耐久性も悪くありません。
裏
セイコー5のほとんどのモデルの裏蓋は、いわゆる「裏スケ」となっていて、内部の機械を見て楽しむことが出来ます。機械に装飾等があるわけでもありませんが、この価格にも関わらず、機械が頑張っている姿を見れるのは嬉しいですね。
性能
防水性能は日常生活防水(3気圧防水)ですが、この時計で水泳とかする人はいないでしょうから特に問題ないと思います。日差は購入時は数十秒だったのですが、自分で調整し10秒前後まで追い込みました。
夜光塗料
文字盤の数字には夜光は塗られていません。数字の外側にある小さい点が夜光塗料です。小さいので発光も強くなく、あまり役には立ちません。SNK809の夜光 |
おわりに
今回紹介したSNK809はセイコー5の中ではブラックボーイ(SKX007)と1,2を争うほどの人気モデルです(多分)。値段も安く、2019年現在でも1万円程度で買えます(数年前は8000円程度だったんですが)。今、機械式時計に興味はあるけれど、高い機械式時計を買う踏ん切りがつかない方には安くて高性能なセイコー5は入門用としてピッタリではないでしょうか。