前回の記事「
腕時計の選び方①【クォーツか機械式か】」の続きです。
前回の記事の最後にも書きましたが、
時計に精度を求める人にはクォーツ、趣味性を求める人には機械式が合うと思います。そこで、クォーツか機械式のどちらを購入するか決めたら次は色々な時計を見てみて、自分はどのようなデザインの時計が好きなのか把握しましょう。
腕時計のデザイン
腕時計のデザインは大まかに「ダイバーズウォッチ」、「クロノグラフ」、「パイロットウォッチ」、「それ以外」に分けることが出来ると思います。
まずはこれらがどのようなデザインか見て、自分の好みを把握しましょう。
ダイバーズウォッチ
ダイバーという名前の通り、海に潜った時に使用する時計です。海での使用を前提に作られていますので、高い防水性を誇ります(水深200m防水や300m防水等)。
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オメガ シーマスター |
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レイモンド・ウェイル フリーランス |
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オリエント MAKO2 |
上の画像にあるように、ダイバーズウォッチは文字盤の外周に回転式ベゼルと呼ばれるものが備わっています。これは、ダイバーが潜水してから何分経過したかを瞬時に判断出来るようにするものです。下の画像で赤く囲んでいるところが回転式ベゼルです。
回転式ベゼルは左回りのみとなっています。この回転式ベゼルの使い方ですが、まずベゼルを回転させ、▽の部分を分針に合わせます(この画像だと8分の時点ですね)。その状態で、ある程度の時間が経過したら、分針に対応したベゼルの時間を読み取ります。これで大まかに10分経過したとか25分経過したとかを瞬時に判断出来ます。
ダイバーズウォッチが自分の好みに合いそうだと思った方は、著者が作成した「
備忘録【オリエント ダイバーズウォッチ】」も参考にどうぞ。
クロノグラフ
クロノグラフとか言っていますが、単にストップウォッチ付の腕時計のことですw。1秒単位で計測する物や1/20秒単位で計測出来るものがあります。しかし、最近ではスマホにもストップウォッチが付いていますので、日常生活で腕時計のストップウォッチを使用する機会なんてほとんどありませんが、ストップウォッチ機能が付いていることによって時計の文字盤が複雑になって格好よくなります。
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オリエント パンダ WV0011TX |
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セイコー SNDF47P1 |
パイロットウォッチ
こちらも名前から分かるように、パイロット用に開発された時計です。パイロットは海に潜りませんので、大抵のモデルの防水性能は生活防水(3気圧~5気圧)となっています。
また、戦闘機を忙しく乗りこなすパイロットが腕時計をチラ見しても時間が分かるようになっており、その高い視認性が特徴です。
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ラコ パイロットウォッチ |
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ラコ パイロットウォッチ |
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オリエント ER2A004D |
上のドイツのラコ社のパイロットウォッチは第二次世界大戦中のドイツ軍のパイロットウォッチを模しています。非常にシンプルなつくりで、インデックス(文字盤の数字)や針も大きく、時間を誤認しないようにしています。
他にも様々なデザインのパイロットウォッチがあります。
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シチズン BJ7076-00E SKY |
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シチズン ナイトホーク |
上のシチズンの時計はシンプルではないパイロットウォッチです。様々な機能がついており、必要な情報があれば、一定時間における飛行距離、一定距離を飛行した後の燃料消費量などを計算出来るらしいです。まぁ、今日のパイロットも一般人もこの機能を使うことは無いと思いますw
著者が作成した「備忘録【パイロットウォッチが欲しい】」も見る>>>
それ以外の時計
ダイバーズウォッチでもなく、クロノグラフでもなく、パイロットウォッチでもない時計を紹介します。こちらは種類を細かく分けると非常に多くの種類がありすぎるので、「それ以外の時計」として紹介していきます。
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オリエント RK-AM0002L |
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オリエント ソメスサドル WZ0121DK |
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セイコー セイコー5スポーツ SRPB27K1 |
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セイコー SARW025 |
おわりに
みなさん、今回の記事は如何だったでしょうか。何となく自分の好みが分かってきましたか?何となく好みが分かってきたら、ネットでそのジャンルの腕時計を沢山見てみましょう。きっと気に入る腕時計に巡り合えますよ。
腕時計の選び方③【ネットで購入する場合の注意】の記事を見る>>>(作成中)