今回は、スイスの機械式時計専門のメーカー「エポス」から3409SLというモデルをレビューします。
エポス
エポスについては、こちらのエポスのまとめ記事の冒頭でも紹介していますが、1983年に創業した非常に若いメーカーです。(リンク先の記事では、大のお気に入りのエポスの手巻き時計をレビューしています)
エポスは斬新でオシャレなデザインの時計を多く作製することから、日本でも時計愛好家の間ではチョット名が知れたメーカーです。
エポス "3409SL" レビュー
文字盤
文字盤の中央はストライプ模様になっており、その外周にはレコード盤のように非常に細かい溝が掘られています。この溝は、時計を顔に近づけて見ないと分からないほど細かく彫られています。
反射するストライプがオシャレ |
レコード盤のような溝が掘られた文字盤 |
秒針の先と文字盤の12時位置の「60」は赤く塗られており、いいアクセントになっています。
裏面
この時計はムーブメントが見えるように裏蓋の中央はガラスになっています。いわゆる「裏スケ」です。裏スケなので、機械式特有のムーブメントの動きをを見て楽しむことが出来ます。また、自動巻き時計には、腕を動かすたびに自動でゼンマイを巻いてくれる半月状のローターがありますが、この時計のローターはストライプ模様とメーカー名が掘られており、キレイに仕上がっています。裏蓋から見えるムーブメント |
性能
防水性能は、強化日常生活防水の5気圧防水です。日差に関しては非常に優秀で、この個体は日差+1秒という超高精度です。購入から6年ほど経ちますが、まだ日差+1秒を維持しています。(この時計は毎日使っているわけでないので、まだオーバーホールしていません)
ちなみに、所有しているオメガのシーマスターはオーバーホール後でも日差が+3秒なので、このエポスに負けていますw
ベルト
購入時は型押ししたカーフの革ベルトが付いていました。純正革ベルトを乗せて撮影 |
また、このモデルでは最初から尾錠にDバックルが装着されており、時計の脱着が簡単になっています。しかも、このDバックルは内側がペラルージュ加工されてキラキラと輝いています。こういう、見えないところにも手を加えてくれているのが嬉しいですね。
純正のDバックルはバックル |
しかし、純正のベルトのままではシルバーの文字盤と黒の型押し革ベルトのコンビネーションでフォーマル色が強くなってしまいます。そこで私は、もっとカジュアルな革ベルトに交換しています↓
マルマンのベルトを装着 |
どうでしょうか。白のステッチがあることにより、一気にカジュアルな感じになっていませんか?それでいながら、スーツにも合わせられるオシャレな時計になりました。
おわりに
みなさん、今回のエポスの時計の記事はいかがだったでしょうか。以前に他のエポスの時計を紹介している通り、私はエポスの時計が好きです。機械式時計の中では比較的安価(5万円位から)でありながら、仕上げや精度も素晴らしくデザインもいい。そんなエポスに魅力を感じています。
もしエポスの時計が気になったらエポスのサイトを見てみてはいかがでしょうか。
エポスのサイト>>ここをクリック