私は5万円のエポスの時計を初めて買った時、その仕上げと性能に驚き、「これで5万円なの??」と感じました。その後、手巻式のエポスを購入したのですが、これがまた素晴らしく、今でも私の一番のお気に入りの時計です。
この記事では、私の一番オススメなメーカーである「エポス」の紹介と、私が持っているエポスの時計2つ(自動巻きと手巻き式)のレビューを紹介します。
EPOS(エポス)
クォーツ時計が浸透してきている80年代、時計収集家としても著名だったピーター・ホッファー(誰やねん)は機械式時計の再興を信じて疑わず、安価に高性能な機械式時計をリリースするエポスを設立しました。1983年のことです。時計メーカーとしては非常に若く、日本での知名度も低いエポスですが、2004年にはヘプドマス社のムーブメントを搭載した8日巻き時計により、ヨーロッパで最も権威のある時計誌UHRENの金賞を受賞するなど、時計メーカーとしての実力は本物です。
また、エポスが「手頃な価格で本格的な機械式時計を」と掲げている通り、実際にエポスの時計を手に取れば、そのコストパフォーマンスの高さに驚くでしょう。私はエポスの時計は2本しか所有していませんし、どちらも10万円未満でしたが、同じ価格帯のセイコーよりも造りがいいと感じました。
日本でのエポスの販売価格は5~20万程度となっており、機械式時計としては安価な部類です。若いメーカーなので、モダンなデザインも多く、非常に魅力的なモデルを造り出します。以下に少しだけエポスの時計を紹介します。
プゾー7001を搭載した、手巻き式時計。 裏スケ。 文字盤がシンプルで非常に美しい。 |
ETA2834を搭載した自動巻き時計。 デイデイト表示が斜めになっており、オシャレ。 |
ETA2892-A2搭載の自動巻き時計。 ナイトスカイと呼ばれるモデルで、夜空をイメージした文字盤。 日付表示が三日月で指示される(画像では3時位置の7日を指している) |
手巻き式腕時計 "EPOS 3369"
ここで紹介するのは、自動巻きの時計ではなく、手巻き式の時計です。手巻き式の時計は自動巻きのように腕に着けているだけではゼンマイが巻かれないので、毎朝リューズを回してゼンマイを巻く必要があります。
自動巻きよりも手間がかかる分、さらに趣味製の高い時計です。また、作動音も自動巻きより大きく、「コチコチコチ・・・」と非常に心地良い音を響かせてくれます。
EPOS 3369 レビュー
エポス3369を購入した時の記事です。この時計を見るまでは、時計の文字盤の色は黒系か青系が好みで白系は眼中になかったのですが、この時計の文字盤の白さとインデックスの青さのバランスが素晴らしく、一気に虜になってしまいました。(記事中の写真は取り直しているので、純正ベルトではなく、イタリアの「モレラート」というメーカーのベルトを装着しています。)
革ベルト交換 モレラート "グットゥーゾ"
イタリアの老舗ベルトメーカー「モレラート」の革ベルトに交換した時の記事です。このモレラートのベルトが非常にマッチして気に入っているので、今でもこのベルトを使用しています。
革ベルト交換 「あて」があるベルト
初めて「あて」がある革ベルトに交換した時の記事です。時計の雰囲気も変わってとても良かったのですが、細い腕の私には大きすぎたので、1年くらいで上の記事にあるモレラートのベルトに交換してしまいました。
もっと小ぶりな時計やパイロットウォッチには抜群に合うベルトだと思います。
自動巻き腕時計 ”EPOS 3409SL”
初めて買ったエポスの腕時計です。5万円程度で買ったのですが、その仕上げの美しさに圧倒され、「これで5万円??」と思ったのを覚えています。この時計が素晴らしかったので、それからエポスが気に入り、上の記事にある手巻きの時計にも出会えました。エポス 3409SL レビュー
こちらは自動巻きです。ムーブメントはETA2824-2を搭載しています。このムーブメントはオメガ等の高級ブランドでも採用されており、非常に精度が高いです。こんな高精度のムーブメントを積んで、仕上げもしっかりしていながら5万円という価格を実現しているのは素晴らしいです!
見た目も、オンでもオフでも使えるように仕上がっており、とてもオシャレです。